蒸し牡蠣蒸し牡蠣


サロマ湖の牡蠣で蒸し牡蠣をつくったこと

午前4時10分起床。浅草は晴れ。今年もやってきたのだ。そうサロマ湖の牡蠣である。西村さんからの贈与なのだが、勿論河井商店の取り扱いである。そして浅草のあたしの家に届いたのだ。

まったく変わりが無いこれらの関係こそ、ずばり「街的」、と云ってもよいだろう。「街的」は変わりがあるようだがちっとも変わりは無いのである。毎年繰り返される行事こそ「街的」なのである。

まずは「殻付きの牡蠣」を蒸し牡蠣にして今宵の食卓を彩ったのだ。彩った、と云っても牡蠣しかないのである。そしてその色はいったい何色あるのだろう、と考えると頭が痛いが、蒸し牡蠣を一つ食えば黙ってうまい。

これほどうまいものを、毎年この時期に食べているあたしは、なんて幸せなんだろう、と思うのだ。

そして贈り物は殻付きの物だけではない。そう殻が外れたものもいただいているのだ。毎年カキフライににしているものだ。すると、「今年は牡蠣ご飯にしよう」、と息子が云った。「牡蠣ご飯」、なんと我が家では初めてのものである。

いつものカキフライと初物の「牡蠣ご飯」、いや、これできまりなのだ。「牡蠣ご飯」はいいな、と思う。明日はご飯を食べられるのだ。明日も楽しめる牡蠣である。だからと、いうわけだはないが、ありがとう西村さん、なのだ。

蒸し牡蠣

蒸し牡蠣

サロマ湖