シャリキンシャリキン


櫻山チャンチキ酒場で教わったこと

午前6時50分起床。浅草は晴れ。盛岡での二軒目は櫻山神社のそばにある「櫻山チャンチキ酒場」であった。なるほどここは「キンミヤ」でホッピーを出すという本格的な店だった。ホッピーも白と黒があり、さらに地方でよく見る瓶とは違い、(あたしが普段見ている)太い瓶だ。しかし、ホッピーの本場(?)である浅草のあたしが驚いたのは、シャーベット状の「キンミヤ」にホッピーを注ぐことだ。成る程、こうすれば氷が溶けて出して薄まることがない。

これは、あたしが普段「ますい」と云って呑んでいる「白の氷なし」そのものだ(いや容れ物も焼酎も冷えているからそれ以上だろう)。だからホッピーの「中」だけを再度頼む「中だけ」はできないし、全体的に薄目のホッピーができる。「中」だけの注文、確かにこれがホッピーをホッピーたらしめた第一の理由だろうが、世の中便利になったものだ、まさか焼酎がシャーベット状になって出てくるとは思いもよらなかったのだ。

浅草に帰りネットでこれを調べてみた。「シャーベット状のキンミヤ」である。すると、「シャーベット状のキンミヤ」は「シャリキン」という名で売り出されているものであることが分かる。あたしはホッピーに関しては、その全てを知っている、と思っていた。なにせ「ホッピー通り」というホッピーを冠した通りで20年も呑んでいるのである。そのあたしをして「シャリキン」は知らなかったのだ。だだ、何故知らないか、と云えば、「居酒屋浩司」には「キンミヤ」はないのだよ、と云うのは負け惜しみみたいなものだろう。

シャリキンとは

キンミヤ焼酎を氷らせたシャーベット状のことを「シャリキン」と言います。
焼酎を氷らせることによって、氷を入れずに飲むことができます。
普通の氷と違い、溶けた後でも薄まらない味とパンチのあるアルコール感が呑兵衛に人気の呑味方です。(株式会社 宮本酒造HP

焼き豚

おでん

櫻山チャンチキ酒場
岩手県盛岡市内丸5-1