おでんおでん


おでんで二次会

午前5時45分起床。浅草はくもり。暑気払いの二次会はいつもの「清司」が一杯で急遽三丁目の「おでんや」へ。

おかめこの店「おかめ」というのだが、なぜに「おかめ」というのかは女将さんの顔を見ればわかるだろう、というわけで、11人の人達を店の中へと呑み込んでくれたのだ。

おかめはおでんが年中置いてある、というと、まるっきし「おでんや」なのだが、ただ普通の「おでんや」とはちょっと違うのであるが、あたしにとってはやっぱり「おでんや」なのである。

その「おかめ」のおでんはちょっと塩っぱい。うん、このしょっぱさがなくなっちゃ「おかめ」じゃねーよな、と思いながら同席していた石田くんのマジックをみた。

なんども曲げられたフォークの柄に、わけが分からなくなった己の人生が重なった見えた。「あんなふうに曲がり続けてやがて折れるのだ」よ、と。

帰り際、あまったおでんを袋に入れてもらろおう、と待っていると、新しくおでんを沢山袋に入れてくれた女将さんが「おかめ」に見えた。ちょっと涼しくなった夜風にあたしの夏も終わりだな、と思った。[浅草グルメマップ]

黒はんぺんと板わさ

おかめ
東京都台東区浅草3丁目20-8
03-3875-6925

大きな地図で見る