新しい日本型資本主義 
盛楼閣の冷麺大盛り辛味別
盛楼閣の冷麺大盛り辛味別
午前6時起床。盛岡はくもり。これは「盛楼閣」の「冷麺大盛り辛味別」である。昨日盛岡に着いて（そのまま）あたしは「盛楼閣」の人となった。見事に美しいが、昨日某所で管を巻いていたら、（たぶん）地元の方だろう、「一番うまくてででも高いところが盛楼閣だよ、云々」と話しているのが聞こえてきた。
それはその通りで、普通の「盛岡冷麺」でさえ1000円を超え、盛岡最強を誇る「温麺」ともなると1500円にもなったりする。普通のサラリーマンのランチ代としてはこれは篦棒な金額だろう。ここは盛岡、銀座ではない。だから、という訳ではないが、この「盛岡冷麺」というものは、盛岡市にあることであたしら余所者のランチとして成立しているのだ。
これが同じ味で、同じような「冷麺文法」をもち、そして680円で浅草で出ていたら、あたしは盛岡に着くなり蕎麦を食べにいくだろう。「盛岡冷麺」はもはや盛岡の物ではなくているのだ。しかし、あたしは盛岡に着くなり「盛楼閣」へ行く。そして「盛岡冷麺」を大盛りでもらうのだ。なぜならこれと比較できるものは盛岡にしかないからである。
盛楼閣
岩手県盛岡市盛岡駅前通15-5 ワールド・イン・ＧＥＮプラザ2F
