梅むらの豆かんは浅草一おいしい。(浅草3丁目)

梅むら

梅むら清司ピッコリーニに挟まれて梅むらはある。

今日はグランドさんでランチ後、梅むらに寄って豆かん――450円:正式名称は豆かんてん――を食べて脳みそを喜ばせた。

グランドさんを出たときには、お腹は一杯だったのだけれども、食後の甘味というのは別腹なのである。

豆かん

まめかんはじつにシンプルな甘味である。豆と、かんてんと、黒蜜だけで出来ている三位一体だ(ボロメオの結び目か)。w

それ故に、この三つのバランスが大切なのは、いうまでもなく、それぞれがバラバラに主張しあっていては成立できない、単純であるが故に、難しい甘味なのだと思う。

梅むらの豆かんは、この三つのバランスがとてもよいのは当然なのだが、主役の豆の出来が、なんといっても素晴らしい!

まめかん豆かん 

東京で一番おいしい

じつを云えば、子供の頃はこの豆が嫌いだった。うまいともなんとも思わなかった。みつまめやあんみつにある豆はむしろ邪魔な存在でしかなかった。

あたしはそれをずっとひきずってきたのだが、この梅むらの豆かんに出会って、あたしの豆観は劇的に変わってしまったのだ。

大人の甘味とは、こういうものをいうのだろうなと思い知らされる。あたしは、浅草しか知らないけれども、梅むらの豆かんは、東京でいちばんうまい豆かんだと思うのだ(たぶん)。

梅むら (甘味処 / 浅草)
★★★★★ 4.5
台東区浅草3-22-12
03-3873-6992
梅むら

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このブログ記事について

このページは、momoが2006年10月26日 14:38に書いたブログ記事です。

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