和工房そばのみは、2005年12月16日以来二度目の訪問となる。
この日食べた中太打ちのそばは、田舎そばと呼んでいいだろう。もちもちした食感でうまい。
そばのみは、手打ち蕎麦だが、日によってそば打ち人が変わり、特色のあるそばを用意している、らしい。ふつうは均質性を全面に押し出すものなのだが、むしろ差異を作り出してしまおう、というこの戦略は面白い試みだと思う。
- 火・水曜日 気配りのそば打ち人 奥田 太打ち
- 木・金曜日 気配りのそば打ち人 会田 中太打ち
- 土・日曜日 こだわりのそば打ち人 矢萩 細打ち
村山市は蕎麦の街である。というか、はっきりいって、そばしかない。それは蕎麦しかない、というパトリであって流行ではない。その開き直り、腹のくくり具合、こそが、経済の原理と結びつくとき、名物となるのだろうな、などと、どうでもよいことを考えていた。
和工房 そばのみ
山形県村山市楯岡笛田3-3-8
0237-55-3186
mailto:do-ken@y-doken.co.jp