盛岡正食普及会
午前4時50分起床。浅草はくもり。盛岡から帰る際に、村上さんから教えてもらった「盛岡正食普及会」へライ麦パンを買いに行ったのだ。
場所は(先に書いた)「肉の米内」の直ぐ近く、ホテル(ニューカリーナ)からは歩いて20分ぐらいだったので歩いて行ったのだが、しかし盛岡と云うところは、場所は知っていても、その場所の繋がりが分からないので(理由は簡単で自分で運転しないからだが)苦労もしたのだが、次回は大丈夫だろう(たぶん)。
店は一瞬見逃してしまった程小さな看板を掲げていた。話には聞いていたが、噂通りの蔵造り、それもかなり古い。正直驚いたのだが、しかしこの近辺は、この手の造りが多い処なので、それもまあ当然なのかもしれない。
ここはライ麦100%パンがあるという、究極のライ麦パンを扱っている処だが、中に入れば全然ベーカリーじゃなく、その昔、うちの近所にあった雑貨屋と同じに思える。
しかしそれが今にあるのは何処か変なのであるが、それも地図と暦の違いなのか、と、あたしはライ麦100%と、店の人が「これもあるよ」、と勧めてくれた30%入りのものも買ったのだ。
家に帰り、ライ麦30%入りのパンを切ってトーストし、チーズとハムをのせて食べてみたのだが、それはなかなかいい出来だった。
ただ、あたしが普段食べている「ホテル オークラ」のライ麦パンは、50%程度のライ麦含有量で(たぶん)、ライ麦パンの「ぱさつき」が少し足りない、という変な違和感が少し残る。
まあそんな時の為に、ライ麦100%があるわけだが、その100%のライ麦パンは、どうやって食べたらいいのかが分からないのだ。それで一枚一枚切ってそのまま冷凍になっている。
いや、この穀物の固まりのようなパンを、以前頂いた時に、はたしてどうやって食べたのかを忘れている自分がいるのだが、そのうちたぶん思いだすだろうから、と気楽に過ごそうと思うのだ。
盛岡正食普及会
岩手県盛岡市上ノ橋町1-48
019-652-3751
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