「おおつか」の「あら煮定食」
午前6時55分起床。浅草は晴れ。一昨日は暖かく、あたし達は
「おおつか」は「旨い魚が食える店」、とのふれ込みで、あたしは川田和加子さんのブログで知ったのだが、ようやくこの日に出掛けてみた。
あーここが「おおつか」か、と感激する間もなく、この日は早めに行ったつもりだったが、すでにお客さまが大勢がおられランチメニューのうち何種類かはなくなっていた。
(あたしは)残り物に福がある、とばかりに「あら煮定食」を頼んだのだが、これに刺身がついて840円だった。(あたしは)ご飯を全部息子にあげて、「あら煮」をメインにかぶり付いたのだ。
「あら煮」は今は亡き祖母を思い出す。祖母が造った究極の味が「あら煮」だと云ってもいいのだが、この日の「あら煮」を食べて祖母を思い出していた。
しかし、やはりちょっと違うな、と思う(あたり前だが)。大根が違うのだ。祖母の「あら煮」は煮崩れる程大根が柔らかく、そして真っ黒だったのだが、この「あら煮」の大根は、十分に茶色い色が付いていたが、祖母の「あら煮」の大根とは色が違うし、味も違っていたのだ。
そんな「あら煮」を見ていると、あたしも54歳になり、脳梗塞のせいか人間がどうしても優しくなって、「いや、これはこれでうまいじゃないか」、と大根をそして大きなあらを、骨を外し外し頬張ったのだ。
おおつか
東京都台東区下谷3-11-9
03-6676-5069
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