ホッピーとお通しホッピー


午前6時30分起床。浅草はくもり。今日の最高気温は24℃と出ているが、パーッと晴れて熊谷のように夏日にでもなって欲しいな、と思うのだが、果たしてどうなるものやら。

カウンターで呑む

何時ものように居酒屋浩司に行けば、この日は小上がりは予約済みだった。しかしカウンターの端の席が開いていたので、あたしは喜んでそこに陣地をつくった。

居酒屋浩司のカウンターの端っ子(の席)は(端っ子と云ってもトイレ側ではない、その反対側である)、突然やってきた本番の出番のように、なにか心がドキドキするのだ。

15年もこの店に通っていてまだそうなのである。こんなにドキドキしてしたまま酒を呑んでもよいのだろうか、とつい思ってしまう。

このカウンターに座って外の景色を見ていると、人通りの多い外側と、人々が集う内側の席と、その中間の席に居る、本当にキアスムみたいな人達の顔が見えてくる。

内と外とその中間が見える店なんて浅草でもこの通り(ホッピー通り、若しくは煮込み通り)のこの席だけだろう。

浅草ははざまの街である。はざまにはいつも人間が居る。何の心配も無い内と、店に入ろうか、と迷う外と、その外側のフリー客を誘うようにしている中間席の人達の織りなす不思議な人間模様を見ていると、あーあたしはとんでもなくいい店のとんでもなくいい場所で呑んでいるのだな、と思うのだ。[浅草グルメマップ]

居酒屋 浩司
台東区浅草2-3-19
03-3844-0612

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