交換の原理と贈与の原理
午前5時起床。浅草は晴れ。昨日は錦糸町で
食に関してはその昔、何かと難しことを書いていたあたしなので、サイゼリヤなどには行かない、と思っていたようなのだが、なにを云う、なのである。今まで散々サイゼリヤには行っていたじゃないか。
あたしはマクドナルドのどんなメニューよりもサイゼリヤのメニューは魅力的だと思うのだ。いや、魅力的がふさわしくないなら、あたしは好きだ、と答えよう。
ただしそれは、比べるものがあってのことで、例えば「小エビのカクテルサラダ」は459円しかしない。これにワンコインのランチを頼めば、(あたしは)ライスを食べなくても満足できるのだし、その上ゆっくりと座っていられるのである。
マクドナルドは同じような金額を払い、例え座って食べたとしても、そこの椅子は最低限の機能しか持たず、いつまで座っているんだい、といつもあたしの尻を追い立ててくる。いわゆるマクドナルド化である。
つまりあたしの云っているのは味ではないのだ。もちろん味は大事だが、(あたしは)マクドナルドの味は好きだ。けれどもマクドナルドに行っても半年に1回いけばいいいのは、それも殆ど店では食べないのは、頭の中で「交換の原理」が働いているのである。
マクドナルドは「交換の原理」においてサイゼリヤに負けているのであり、この2店の闘いにおいては「贈与の現理」はどこにも顔を出さないのである。
サイゼリヤ 錦糸町楽天地店
東京都墨田区江東橋4丁目27-14
03-5625-4501
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