川中島白桃
川中島白桃


ふくしまでとれた桃ー川中島白桃

午前6時30分起床。浅草はくもり。みなさんはこのを知っておられるだろうか。川中島白桃というで、実は長野県原産の偶発実生ぐうはつみしょう註1である。しかしこれは福島県の産であり、もう予約・販売は終了してしまっているが、あたしの家には運良く届いたのだ。

この、見た目はかなり大きくて、手にするとずっしりと重い。あたしは暫くおいてから食べるのが好きだが、果肉はやや固めで、糖度はかなり高い。すなわちあたしの食べる量は決まってしまって註2、そしてこの桃をいとも大事に食べるのだ。家の者からは「そんなに食べて大丈夫」と云われたが、いや大丈夫なわけはない。

福島のと云えばもう一種類"あかつき"があるが、あたしは何を隠そうこのの方が好きだ。しゃきっとしながら甘いという、高度な技をもったを皮のまま食べる。この皮のままがあたしの癖なのだが、は皮が付いたままがうまい、とうのはその昔(大学の時だ)、会津出身の後輩から教わったのだが、その時からずっとそうしているのである。

  1. "偶発"とは自然造化により、そして"実生"とは接木や挿木などではなく種子が発生してその幼植物が生長したことを意味しています。
    http://www.momoti.com/blog/2006/09/post_162.html
  2. 糖尿病であるのでいくら果糖とはいえ一個や二個を一度に食べていいわけはないのである。

川中島白桃