センマイ刺しセンマイ刺し


「センマイ刺し」と「ホルモン鍋」

午前6時30分起床。浅草はくもり。これは金曜日の夕餉で、あたしは「ムグンファ」で一献やっていた。「ムグンファ」はいつ行っても料理にはずれはない、という珍しい店なのだ。

チャミスル酒はいつものチャミスルで、胡瓜の千切りを沢山いれてもらって飲むのである。酒肴は色々と出してもらったのだが、この日はセンマイホルモンがうまいとママが云うので、センマイ刺身に、ホルモンにしてもらった。

センマイ刺し」にかなう刺身はなかなか無い。いや無いと云ってもいいぐらいだが、レバ刺しが駄目な今、「センマイ刺し」がある店はそれだけで素晴らしい。

その上「ムグンファ」の「センマイ刺し」には、お約束の味噌がついてくるのだが、あたしは味噌は付けずに食べる。何と云っても薄い塩味の魅力よ。そしてこれまた薄く張ったごま油が利いているのだ。遠慮はいらない、思い切りたべる。あー、うまいなーと心から思う。

それともう一品、思い切り食べるのはむしろこの「ホルモン鍋」こそふさわしいかもしれない。

ホルモン鍋」、というと福岡のそれを思い出す。赤く染まった鍋など言語同断だろうが、「ムグンファ」はここが違うのだ。この鍋をみて欲しい。遠慮無く赤色である。この赤色の鍋の中に大好きなホルモンがプリプリと沢山横たわっているのである。あー、たまらんのだ。

それをお椀によそって食べたのだが、3人で食べてもなかなか無くならなかった。最後はご飯でもいれようか、と話していたのだが、ついに何も入れずに終わってしまった。いや、久々に食べた韓国(ムグンファ)の腹一杯の味なのだ。浅草グルメマップ

ホルモン鍋ホルモン鍋

ムグンファ
東京都台東区浅草5-4-2
050-5872-6309(予約専用番号)
03-3871-6441(お問い合わせ専用番号)
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