オシャンティーなカリスサラダ
午前7時40分起床。浅草はくもり。オシャンティー、とはうちの家人の云った言葉だが、浅草カフェ ラ グランドカリスのシェフが新しくなり、彼の作るカリスサラダを称してこう云ったのだ。
たしかにおしゃれである。味もなんだかおいしく感じるからおかしいのだが、ここに過去のサラダを並べてみよう。いったいなにが違うのだろ、と。そうすると明確な違いが見えてくる。それはパンなのだ。
2つのパンを組み合わせてハートの形にしている。そこが違う。おしゃれな小技だ。それからごぼうとか大根を長いまま使い、それを折り曲げることで一見短く切った様にして使っている。なるほどこういう使い方もあるのか、と思う。
しかし、なんといっても全体をつくるその「構造」がしっかりとしている。それが一番の違いなのだろうな、と思う。その「構造」がオシャンティーに見えるのだろう、と。しかしここに「構造」という言葉を持ち出してきては、オシャンティーに決めようとしているあたしがいたりするのが、なぜかおかしく思えたりするのだわ。[浅草でランチ]
浅草カフェ ラグランドカリス
東京都台東区浅草2丁目4-2