相州そば本店・工場
午前4時30分起床。浅草は雨。この日は横浜スタジアム近くにある「相州そば本店・工場」に行ってみたのだ。夜遅く(21時30分過ぎ)におじゃましたのだが、天ぷらはグローブの様な茄子天とバットのような竹輪天ぐらいしかなくて、天ぷら食いのあたしは必然的にそれらを頼んだのだ。
しかしここのオープンキッチンはすこぶるいいのである。ある人達にとっては優れている、と云ってもいいだろう。茹で釜が直ぐ近くにあるのだ。客はその様子をすぐそばで見ることができるのである。
およそ5人前程度の蕎麦を茹で上げとしてとっておくようだが、それらはすぐ無くなるので、つまりいつも茹でたてなのである。その茹でる様子が見られるのであるが、タイマーだけじゃないその人間の才能というか、感というか、いやなかなか楽しいものなのだ。
あたしはもりそばを大盛でもらうと、まずその量の多さに感心する、と同時に竹輪天の立派さにどうやって食うのだ、とちょと考えてしまった。しかし食うのである。手繰るでもない、まさに食うのである。この蕎麦屋は食うための蕎麦屋だ、とタクシー・ドライバーが多い客をみていて思ったのだ。
相州そば本店・工場
神奈川県横浜市中区住吉町1-8