そばだいごろうの天もりそばそばだいごろうの天もりそば


そばだいごろうの天もりそば

午前7時55分起床。浅草はくもり。国分寺駅で降りて昼餉の場所を探す。この駅で降りて探す、というのが最近の一連のあたしの行動なのだが、「そばだいごろう」は北口を出て再開発工事で平らになった土地の東端に見える。

まるで計ったかのように存在するのだが、あたしは躊躇なく店に向かい、そして引き戸を引いたのだ。

食券の自動販売機で「天もりそば」を買う。そしてカウンターに食券を置いた。しばらく待つが、そこは「立ち喰いそば」である、普通の蕎麦屋よりも時間はかからない。

どうやら押出式製麺機を使っているようで、あたしは椅子に座りながら押出式の蕎麦を見た。押出式製麺機と云えば、内の近所の「本陣」で(あたし的には)有名であるが、その「本陣」よりも蕎麦が細いし柔らかい。

一方、揚げ立ての天ぷらの質はよくて、ほー、と声にならない声を挙げた。そして思い切り蕎麦を手繰り始める。んー、なかなかうまいぞ、ここの蕎麦は当たりだな、と唸る。

かき揚げ天を食べるてみる。いかのゲソが入っている。かなりしっかりしたかき揚げに、この店なかなかやるな、と思う。滅多に来ることにない国分寺だが、こういう蕎麦屋があると、なぜか足が向くのだ(あたしはその後もう一度訪れたのだ)。

そばだいごろう
東京都国分寺市本町2丁目10-5