桜えびのころころそば大盛り桜えびのころころそば大盛り


桜えびのころころそば大盛り

午前6時45分起床。浅草は雨。この日は新浦安駅にいたのだが、新浦安駅というのは初めてのところで、いざ昼餉ランチを食ようと思っても、何処で何を食っていいのががわからない処だった。

しかしさすがはJRの駅だ、アトレがある。中には何かある、と思い探してみると花旬庵 新浦安店という店をみつけた。ここは蕎麦屋なのだろうが、あたしの普段行っている立ち喰い蕎麦屋とはだいぶ風変わりだ。

中に入ってみてわかったが、客席は良いし、まかないの女性の方も多い。一人当たりの時間は立ち喰い蕎麦屋に比べられればずっとかかるが客は多い。これならやっていけるのだろう、と思い(余計な事だが)椅子に座った。お茶とお菓子があたしのテーブルに置かれた

頼んだのは「桜えびのころころそば」それも大盛りで、である。なにか「ころころ」という響きに懐かしい思いが甦った。つまり「ころ」であるが、普通は「ころうどん」のように使う「ころ」である。昔はうどんを食うのが当たり前でよく食べたものだ。

しかし「ころうどん」と「桜えびのころころそば」とは似ても似つかぬものだった。桜えびをひとつずつ揚げたものが丼の半分を占めるこれは、食べたら確かにうまいのだ。なぜに「ころころ」なのかは未だにわからないが、これは新しい食感だ、と思う。

そしてなぜか入っているレモン絞ってみる。レモンを搾る蕎麦なんて初めて食べたのだが、成る程、レモンで切れが増し、さわやかになる。しかし外は寒い風邪が拭いている。まだ3月なのだな、と思いながら電車へと向かったのだ。

花旬庵 新浦安店
千葉県浦安市入船1-1-1 アトレ新浦安 2F