新興新興


錦町の梨 新興

午前5時20分起床。浅草はくもり。甘いのである。もの凄く甘い、これが10月に食べる梨か、と思った。人吉の福元さんから錦町の梨「新興」を贈っていただいたのだ。この「新興」という梨は、熊本県球磨郡錦町の「古里農園」の産である。

この梨、なによりも充分甘くなってから出荷してくれるらしいが、それは箱に入ったこの「新興」の艶肌を見れば一目瞭然、そして食べれば大納得なのである。一つの大きさが優に10㎝を越える、という大玉であるが、それが11個もやってきた。

つまり、この大玉の梨、毎日一個ずつ皮を剥いても11日間分もある。一皮剥けば白い肌が眩しい。食べれば甘い。錦町はあたしが愛して止まない「市房食堂」のあるところだが、こんな怒濤の梨があるとは思いもよらなかったのである。

新興

新興

古里(こざと)農園
熊本県球磨郡錦町西344