新しい日本型資本主義 
もへい鍋（寄せ鍋）
魚や もへい
午前5時40分起床。浅草はくもり。「魚や もへい」は雷門通りの舟和の2階にあるが、あたしはこの宴会（某団体の宴会である）に呼ばれるまでここを知らなかったのである。それはなにも珍しいことではなく、浅草の店は多い。つまり浅草に住んでいても浅草の店は圧倒的に知らないところが多いのである。それも浅草一丁目であり、雷門通りに面している店であり、あたしは浅草一丁目はいつも混み合っているのでガストで昼餉をとったりしているのである。
この日の宴会では、店のウリなのか「もへい鍋」と名付けられた「寄せ鍋」が中心の宴会だった。約四十人という大所帯であったけれど、この「もへい鍋」は大人数の宴会にはまさに打って付けだった。この葉物の高い時代に、白菜と豆腐と魚介の組合はさすがにうまく、材料の鮮度はともかく、それらを交ぜ合わせて沸騰させれば、はっきり云って「うまい」のだ。
その他の物はその辺で売っているものだろうが、まあ、よくまとめてあった。中でも鹿児島産の天ぷら（かまぼこ）は驚きの小技が施され、なんと天ぷらのなかにさつまいもが潰されて入っているという、（鹿児島でもたべたことのない）驚きのものだった。ただもう一度ここを使うか、と聞かれれば、あたしは使わないだろうけれど、なかなかいい店だな、と思ったのである。[浅草グルメマップ]
魚や もへい
東京都台東区浅草1丁目3-5
