ハムカツ居酒屋浩司のハムカツで呑む


ハムカツとメンチカツ

午前4時50分起床。浅草は晴れ。この日はお客さんがこられ「居酒屋浩司」で(まずは)一献とした。だけでも、あたしたちの席は思いのほか冷房が効いていて、身体はどんどんと熱を失っていったのだ。つまり(この日は)暑いのだが、あたし達の席だけ(なぜか)冷えすぎていた。その為、時々外に行っては暖まるという馬鹿みたいな事を繰り返していたのだ。

そんな中「ハムカツ」と「メンチカツ」を(あたしは)頼んだ。「居酒屋浩司」は所謂「居酒屋」である。ホッピー通りは最近益々垢抜けしてきて、あたし達がいるのは如何なモノか、と思わせるような客筋になってきた。つまり15年前とはまったく客筋が違い明るいのだ。それでも「居酒屋浩司」が「居酒屋浩司」であるのはこのメニューのおかげなのである。

「メンチカツ」は絶対の安定性をもち、コロッケともトンカツとも違った己の魅力を押し出してきていて、「ハムカツ」はハムの存在だけが頼りの揚げ物である。この揚げ色も鮮やかな表面に、トンカツソースがはっきりとした文字を書く。それは「うまいだろう」と云っているのだが、冷え切ったあたしの身体は「今日の浩司はおしまいだ」と云っていたのだ。[浅草グルメマップ]

宴席の一部

メンチカツ

居酒屋浩司 浅草店
東京都台東区浅草2丁目3-19