新しい日本型資本主義 
オムライス
「信濃路 鶯谷店」で塩っぱい味噌汁をのんだこと
午前6時起床。浅草は晴れ。上野で花見を見た後、寛永寺の横を抜け、忍岡中学校の前の通りにでた。ここはうちの息子が通った中学校で、あたしは今でも鶯谷駅は使ってはいるが、夜の中学校というのも乙である。灯りがついていて何かをしているようだったが、何をしているか等思いつくはずもないかった。
跨線橋を越え下道まで降りると鶯谷だなという風景が待ち構えている。まずは数件の飲み屋があり、そしてラブホテルがこれでもかと並ぶ。道なりに行けばその先に「信濃路」はあるのだが（駅北口で降りればあっと云う間だが）、鶯谷はある意味あたしの心を離さない強烈な匂いを発している。それがこの「信濃路」と「ラブホテル街」なのである。
「信濃路」はまずなんと云っても安い。その安さは所謂「せんべろ」だ。この日は「メンチカツ」と「ゴボウの唐揚げ」とビールを1本もらい、店に倣ってちょこちょこと呑む。そして家人が頼んだオムライスをご相伴してみた。付いてきた味噌汁の塩っぱいこと。これじゃなきゃやってられねーよな、と思うが、酒肴にはなにも掛けずに食べる病気持ちなのだ、あたしは。
信濃路 鶯谷店
東京都台東区根岸1-7-4 元三島神社1F
