お造りー鰯お造りー鰯


すし処 清司

午前5時20分起床。浅草は晴れ。三軒目は「すし処 清司」たった。このコース(喜美松ニュー王将→清司)は、いうなれば、あたしのフェバリットな店のようなもので、だから何を食べても宝石だ。身構えることなく何時ものままにうまいのだ。店は掃いて捨てるほど有るこの浅草で、あたしのフェバリットは、(それこそ昔からいっている店だが)気がつけばやっぱり味が立っているなと思う。

浅草グルメ」を書き始めて何年になるのだろう。書き始めた頃は、浅草のおいしい店を可能な限り廻ってみたい、との思いからだったが、そのうち、ある一定の店への訪問記になってしまった。そのある一定の店も閉じてしまった店が多い。あの「菜苑」でさえ3月末で店を閉めたのだ(跡はマンションになるらしい)。この三店のうち跡取りが決まっているのは「喜美松」ぐらいのものだろう。

みんな年をとった。年をとっても「すし処 清司」は3人の同じ顔でやっている。この店に来て、3人の顔を見るだけでもあたしはうれしい。別に腹が一杯なのにこの日は食えたのだ。観てくれこの量(下の写真)を。これが「喜美松」→「ニュー王将」と散々食った直後なのだから、ちょっとあたしにも訳が分からない。まあ、この半分位は食べた本人も覚えていないという塩梅なのだから、酒も相当利いていたに違いないのだ。[浅草グルメマップ

お造りー蛸 うに

小鰭 かつお

煮ハマグリ アナゴ

秩父菜 かっぱ

トロ

すし処 清司
東京都台東区浅草3丁目22-12 新坂ビル1F