天玉そば天玉そば


天玉そば

午前6時10起床。浅草は晴れ。

この日は「風雷庵 浅草本店」だ。あたしは、たまにはまともなものをと「天玉そば」を頼んでみた。

「天玉そば」と云えば思い出すのは「かめや」の「天玉そば」だろう。

あたしも若い頃(まあ、いまでも食べる気になれば食べられるのだが)何度か食べていたのがなにか懐かしい。

さて「風雷庵」の「天玉そば」である。この「天玉そば」は1000円もするのだ。

高いなーと思うが、「蕎麦」一見するとちょっと揚げすぎた「かき揚げ」に白身を曇らせた「たまご」である。

「天玉そば」に基本構成は同じだ。

まずは「蕎麦」と「汁」、それに合わせる「かき揚げ」を、「かめや」のように白くフワフワに揚げるのか、この「風雷庵」のようにカリカリにするのか、

それと「たまご」を「温泉たまご」にするのか「生たまご」にするのかで、まったく違った印象となる。

それは「バランス」である。

あたしは「かめや」の方がずーっと好きだ。

「かめや」の「天玉そば」は黒い「汁」に白い「温泉たまご」、その上に被さるようにのる「かき揚げ」のアイボリーと、

その見た目の「バランス」、そして食べた時の「バランス」が凄くいいのである、

その点「風雷庵」の「天玉そば」は少し劣るかな、と思うのだ。

この「風雷庵」のウリは「肉そば」だろう。それはあたしも大好きななラー油入りの「蕎麦」だが、

その様な一見ハチャメチャな「蕎麦」のほうが、この店にはあっているな、と思った。

勿論、この店の「天玉そば」もまあうまいのだがね(笑)。

天玉そば天玉そば

かき揚げを汁に浸すかき揚げを汁に浸す

蕎麦を手繰る蕎麦を手繰る
うまいのだよ(笑)

かき揚げを食べるかき揚げを食べる

かき揚げとたまごの対比かき揚げとたまごの対比
今一だなー(笑)

風雷庵 浅草本店
東京都台東区花川戸一丁目6-7