けんちんそば
午前4時20分起床。浅草はくもり。
すっかり寒くなって「けんちんそば」が似合うような時期になった。
「けんちんそば」を真夏の暑い最中に食べようなんで思わないのであるが、
この「けんちんそば」と云う名前を聞くと、必ず思い出すのは水戸で食べた「けんちんそば」のことなのだが、
福島にいる頃には「けんちん汁」を作ってもらって食べていた。
その位馴染みのある「けんちん汁」なのだが、味付けは醤油であり、
それに「にんじん」や「大根」、「里芋」、それに「ごぼう」や「さつまあげ」等が入って具沢山だ。
それら具材を油で炒めてから、「だし汁」で煮込んで仕上げるのだが、それに蕎麦が入ってるのだから云うことがない。
早速「蕎麦」を手繰ってやると、これが油で炒めた具材にからんで実にうまいのだ(笑)。
そうこの「けんちんそば」は「蕎麦」も食べるが具も食べる。
あたしは「里芋」のホクホク具合を楽しんでいいたが、その時なぜか「豚肉」を見つけたのだ。
「豚肉」である。
本来「精進料理」である「けんちん汁」に「豚肉」は無いはずだし、(これじゃ)「豚汁」じゃん、と呟いたのだ(醤油味だけど)。
まあ、うまいからいいのだけれど(笑)。
けんちんそば
にんじんや大根、里芋、それにさつまあげ、油揚げが入った汁
醤油味だ
豚肉だ、これじゃ豚汁だよ(笑)
[浅草でランチ]
琴富貴
東京都墨田区吾妻橋1丁目8-5

