佐嘉おぼろ豆腐と豆乳もち佐嘉おぼろ豆腐と豆乳もち


佐嘉おぼろ豆腐と豆乳もち

午前6時15分起床。浅草はくもり。せっかく延岡市の伊藤さんから、「佐嘉おぼろ豆腐」と「豆乳もち」が届いたのに、あいかわらず「豆乳もち」は家人と息子が食べたてしまったのだ。それで、味が全然わからない。少しはもらえば良いのに、と思うだろうが、あたしの知らない内に食べてしまっているのだ。

なので、あたしの狙いは「佐嘉おぼろ豆腐」となる。この豆腐はもう何度も食べているが、何時ものように、付属の「豆腐だれ」をたらして食べる。一枚の紙片が付いてきていて、そう「佐渡おぼろ豆腐の冷や奴」だ、と頷く。

曰く、「佐渡おぼろ豆腐」に「豆腐だれ」をかけ、お好みで生姜、柚子胡椒、すりごまをどうぞ、なのである。

なるほどな、と思うが、芸がなさ過ぎる(笑)。しかし、芸を見せずともうまい、ということなのだろう。その通りのうまさに納得する。そう、この豆腐は普段食べている豆腐と比べると確りと濃いのだ。

その紙片を続けて読むと「熱々ご飯にのせて佐渡おぼろ豆腐丼」なる文章がある。あー、と(あたしは)思い出す。これは(あたしが)まだ元気なころ散々食べたものだよ、と。熱々ではないご飯だったが、「豆腐」と鰹節、お好みの薬味をのせ、「醤油」をかけてよく食べていた。

今は、ご飯も少しなら食べられるが、これをやったら、さらに芸がなさ過ぎだ、と一人笑うのだ。

一枚の紙片

佐嘉おぼろ豆腐