幸水幸水


果糖の罪

午前4時起床。浅草はくもり。家人の実家より「幸水」をいただいたのだ。このところ毎日食べているのだが実に甘いのである。甘いのが果物の役目なのか、とも思うが、いわゆる果糖が多く、直接血糖値を上げることはない。とは云え、取り過ぎれば糖尿病患者には勿論悪いものである。

それで食べるのは4分の1ずつにている。甘くてうまい。しかし強い甘みを持つこの「幸水」を、もっと食べたいと思っても、止めておこう、と思うのだ。あたしの「白内障」の原因は、(たぶん)果糖とタンパク質が結びつきやすい性質故なのだと思う。これを糖化タンパクという。

これが目でおこれば「白内障」の原因となるし、全身で起これば老化現象の原因になる。果糖はこの糖化を起こしやすいのだ。それはブドウ糖の300 倍である。もっとも、血糖値の高い糖尿病患者は、糖化タンパクができやすい。つまり果糖を沢山とれば、血管をはじめ全身老化を早め合併症を招く(もう招いているけれど)。

幸水

しかし、あたしは食うのだわ(笑)。「幸水」はうまい。「幸水」は甘い。その白い果実は至高の味がする、というか、やばいのだ。手に纏わり付く果糖は、この果物が食べてはいけない、と云っているようだ。それでも食う。全く、いくら量が少ないからと云っも、未だ食い続ける懲りない男なのだった。

幸水

幸水