馬刺し馬刺し


福島県の馬刺し

午前3時40分起床。浅草はくもり。この「馬刺し」は福島県からやってきた。「馬刺し」と云えば熊本だろうが、ウチの冷凍庫には、ちゃんと熊本は山鹿市の「馬刺し」が入っている(「ふるさと納税」でもらったものだ)。だけどもだ、正月にはいつも福島県の「株式会社 ハヤオ」のものを食べた。

家人の両親が送ってくれたものだが、これは所謂「会津坂下の馬刺し」であり、長い間この味を楽しんできたあたしにとっては、「馬刺し」と云えば福島県なのである。それは写真を見ても分かる通り、一切の脂身がない。つまり、「会津坂下の馬刺し」に「霜降り肉」は一度も見たことがないのだ。

あたし的には日本一うまい

「赤身(もも肉)」だけなのである。真っ赤なのだ。「会津坂下の馬刺し」には「赤身」だけしかない(たぶん)。しかし、その「赤身」が「霜降り」や「たてがみ」とはまた違ったうまさだ。だから、その「赤身」を少し厚めに切って、時間の経過とともに赤さが鮮やかになっていくのを見ているともうたまらないのだ。

そう、この真っ赤な「会津坂下の馬刺し」は、あたし的には日本一うまいのだ。そして「辛しニンニク味噌」を使って食べるのもこの馬刺しを引き立てる。

ニンニク、唐辛子入りのこの味噌を、醤油でといで使うのだ。これが又、素晴らしくうまい。所謂、あたしの「パトリ」化しているこの「ハヤオ」の「馬刺し」だが、この正月に「馬刺し」を食べるという習慣も、こうして毎年「馬刺し」を食えるのも、偏に家人の両親のおかげなのである。

辛しニンニク味噌

株式会社 ハヤオ
福島県会津若松市花春町6-6