海老チリ海老チリ


アルカキット錦糸町店

午前3時起床。浅草は晴れ。この日も錦糸町だったあたし達は、「アルカキット錦糸町店」でご飯を食べることにしたのだ。あたしが浅草に住むようになった時にはすでにこのビルは「アルカキット」と呼ばれていた。その前は確か「そごう」だったと聞いている。そして、そのゴチャゴチャ感がなせか面白かったのも覚えている。

つまり「アルカキット錦糸町店」というのは(あたしの中では)ゴチャゴチャした店でなくてはならない。それにその大きさである。持て余してしている店舗という印象さえあって、中に入っている店舗だと、100円ショップの「ダイソー」がワンフロア先負を使っているけれど、その店舗はハッキリ云って広すぎるのだ。

家人はその「ダイソー」を端から端まで見て歩くのが趣味だが(ちゃんと買い物もする)、あたしは一緒にいるが何時も飽きてしまう。だが、飽きたとは云えないので毎回ついてあるくのだ(笑)。

その「ダイソー」での何時ものショッピングが終わるといよいよランチである。今日は店内で食べる予定で10Fへとエスカレーターを昇ったのだ。そのフロアーは正に食べる為に作られたスペースだが、ちょっと目を離してしまっているうちに、店舗が大幅に変わっていだ。あたしの好きだった「永坂更科 布屋太兵衛」も店を閉めたようだ。

台湾小籠包 アルカキット錦糸町店

あたし達は「台湾小籠包 アルカキット錦糸町店」にしようかと店頭をみる。新しい店だ。ここはなにか旨そうだが、かと云って旨そうでもない、というチェーン店独特の匂いがする。まあ、食べてみるか、と中に入る。家人は「海老チリ定食」と「カルボナーラ・ラーメン」を、あたしは「点心いろいろセット」を頼んでみた。「台湾あんかけ茶碗蒸し」を2人ともプラスしてだ。

あたしの頼んだ「点心いろいろセット」は自家製小籠包2個、黒豚焼売2個、にら入り小籠包2個 もちもち海老餃子2個の合計8個のセットだったけれど、旨くもなく、かといってまずくもなく、なんだかわからない味と云っていいものだった。いや小籠包としては失格だろう、中のスープが無いのである。

そんな中、一つ目についたのが「海老チリ」なのだ。勿論家人の頼んだものである。この「海老チリ」、普通の「海老チリ」とはちょっと違っていた。なんと云っても海老の周りに厚い小麦粉がついているのだ。

ちょうど「アメリカンドッグ」のようにである。あたしはこの「海老チリ」をつまんでみた。その感触はまるでフリッターだ。海老はともかく、チリソース味のフリッターを食べて入るような気持ちになった。味は辛くはないのだよ(笑)。いや、不思議なものを食べたなな、という気持ちがわいたのだが、他はなんだかわからないままだったけれども。

海老チリ定食

カルボナーララーメン

点心いろいろセット+台湾あんかけ茶碗蒸し

台湾小籠包 アルカキット錦糸町店
東京都墨田区錦糸2-2-1 アルカキット錦糸町 10F