サンダンス (SUNDANCE)
午前3時30分起床。浅草はくもり。
盛岡での最後の店は(この前にもう一件伺ったのだが)(笑)、「サンダンス (SUNDANCE)」という店だった。
この日あたしはビールばかり呑んで居て、もう腹はギブアップ寸前だったわけたが、
店の前に来れば、ちょっとひっかけて帰ろうか、と呑兵衛には終わりがないようなのだ(笑)。
ここは「アイリッシュパブ」なわけでなんとも洒落た店なのだよ。
つまり店全体がおしゃれなのだ。
ただしこの「おしゃれ」は、店の中のごちゃごちゃ具合がなんともいいなぁ、と思える、正に「乱雑の美」であり、
広い店内を歩き回る店長はじめとしたスタッフが、実に生き生きとして見えたのだ。
それは(別に酔っ払ったせいばかりではなく)とてもいいのだよ。
あたしは「ハーフ&ハーフ」を、そして「下河原さん」は「ギネスビール」をお願いした。
この「ハーフ&ハーフ」は最初に普通のビールを注ぎ(銘柄はなんだかわからないが)、
その上から優しく「ギネス」を注いだものだ。
その姿は実に美しい。
そしてそれをマドラーで掻き混ぜてくれるサービスまでついてくる。
黒と琥珀の2極が交わる瞬間の美しさを目の前で見ることができるのだよ。
いや、あたしが「ハーフ&ハーフ」を吞むのは、アサヒのビヤホールで吞んで以来、
(たぶん)35年振り位だったけれども、これがなんともうまかったのだよ(笑)。
そして酒肴にとってくれた「フィッシュ&チップス」。
これもなぜかうまいのだな(笑)。
いや、いい店だったのだ、ありがとう「下河原さん」。
サンダンス (SUNDANCE)
岩手県盛岡市大通1丁目9-2