天玉そば天玉そば


天玉そば

午前6時30分起床。浅草はくもり。昨日は鐘ヶ淵の病院にいき、血を採られて検査を受けて来たのだが、毎月行く度に、あたしの体重は軽くなり、主治医は羨ましがったが、一言曰く、炭水化物を取らなすぎじゃないか、とのこと。たぶん先生の憶測は当たっており、もう少し淡水化物を取ってもよいのじゃないか、とのこと。

しかしその量も少しの量に過ぎないのだが、ご飯ならお茶碗に半分くらいは良い、と云う。血糖値は時々波状するが、ほぼ安定していて、いい感じでここまできた。しかし先生の云うとおり、痩せてしまう、というのは予想外に影響が大きく、去年買ったズボンはもう大きくなってしまい、なんともな、な感じなのだ。

まあ朝飯も食わずに病院へいったので、朝から「そば」でも手繰ろうか、と思い、いつも見ているだけの「せんねんそば」で「天玉」を注文してみた。はやく出来上がってくるのか、と思えばそうでもなく、上のに乗っている「かきあげ」は揚げ立てのようだった。

しかし、しかしである。この「そば」を一口食べたら「そば」が駄目なのである。まったく食べる気になれない。変な味がする。いや変だと思うのはあたしだけだろうが、そどうにも食べられないのである。

天玉そば」だと新橋の「かめやのものが一番うまかったが、それと比べるようなものでは勿論無い。いや、失敗したのだ。十何年も見るだけで過ごしてきたこの「そば屋」、ちょっと主治医の云うことが気になって入ってみたが、やっぱり入らなかったほうが、あたし的には幸せだったようだ。