山口商店の重茂の焼うに山口商店の重茂の焼うに


山口商店の重茂の焼うに

午前4時50分起床。浅草は晴れ。向井田さんからの贈与は重茂の焼うにである。あたしは普段、「うにごはん」にしていただくのだが、この日ばかりは集合のこの個体をまるごとそのまま食べたのである。

この「重茂の焼きうに」のうまさににはまったく頭が下がる。スプーンで取るひとつの欠片に、「うに」が呼吸していた海とそれをつくる水の[うまさ]がが詰まっている。それは無限小とでも云うべきもので、様々な生物、有機物それから無機質さえも身体からだす[うまさ]なのだ。

そしてついに復活したのか、と思う山口商店の箱。

この山口商店が復活したのは何時なのか、はっきりとわからないままのその箱に「うに」がちゃんと詰まっていた。こうして東日本大震災から復活したものがまた一つ、あたしの目の前に表れたのだな、と思うと、ますます「重茂に焼きうに」がはかどっていくのである。

山口商店

昨日(12月13日)うにごはんを食べた。やっぱりうまい!

うにごはん