天丼てんや錦糸町テルミナ2店のオールスター天そば天丼てんや錦糸町テルミナ2店の「オールスター天そば」

天丼てんや 錦糸町テルミナ2店の「オールスター天そば」

午前5時45分起床。浅草はくもり。以前から「食べてみたい」、と思っていたのだ。そう「天丼てんや」の「オールスター天そば」をである。

あたしは「天丼てんや」に入ったことなどなく、なにか「てんや」の前には「結界」があったのだ。その「結界」とはあたしが造ってしまった「結界」に違い無く、まったく余計な「結界」を張ってしまったものだ、と嘆く。

この日は錦糸町駅にあるテルミナ2に寄ってみた。腹が減っていたので今日こそ「天丼てんや」に入れるチャンスだったので思い切って中に入ってみたのだ。

まあ、そこはなんてことはない只の店だったのだが（当たり前だが）。

「天丼てんや」は天ぷら屋である（たぶん）。そして「天丼てんや」は所謂「立ち喰い蕎麦」ではなく、ちゃんと註文は註文を取りに来てくれる。ついでに水をコップに入れておいていってくれるのだ。

あーなんということだろう。最近はすっかり立ち喰い蕎麦になれ、註文を聞かれるとどぎまぎしてしまう。あたしは「オールスター天そば」を頼むと、カウンター席に壁に向かって座ったのだ。

「オールスター天そば」は暫く待つがそれほど長いこと待つ、とは感じなかった。

しかし、さすがは「天ぷら屋」は違うな、と思う。蕎麦と天ぷらのつけ汁がそれぞれ分かれてでてきたのだ。これは蕎麦屋では街の蕎麦屋のやることで、「やるじゃないか」、と思うが、蕎麦のつけ汁は量が足りない（、と思う）。

早速蕎麦を繰ってみる。ズズーッとやる。「んー、なにかが違うな」、と思う。メニューによればちゃんと二八の蕎麦であるが、蕎麦が今一の感がする。

一方、「天ぷら」は「天ぷら」なのだった。立ち喰い蕎麦では滅多にお目に掛かれないような「天ぷら」である。なる程、低価格とは云え、さすがに「天ぷら屋」である。それもオールスターで「いらっしゃい」なのだ。

「天丼てんや」には蕎麦はある。メニューにものっている。しかし「てんや」の蕎麦はあくまでも「天ぷら」の添え物としてあるようなのだ。しかし、まあいいだろう。腹は一杯、それにうまい天ぷらも食ったのだから、とあたしは帰路のバスに乗ったのだ。

天ぷら

天丼てんや 錦糸町テルミナ2店
東京都墨田区錦糸1丁目2-47 テルミナ2