2008年10月の記事一覧
FRB前議長「100年に1度の津波」 金融危機で議会証言
グリーンスパン前米連邦準備理事会(FRB)議長は23日、下院の行政改革・監視委員会の公聴会で、金融危機について「100年に1度の津波」と発言。「信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の証券化商品に内外の投資家から過剰な需要が集まったことが問題の核心」と語った。
グリーンスパン氏は2006年1月まで18年FRB議長をつとめた。前議長は「需要の爆発的増加で多くの金融機関が証券化商品を『組成すれば売れる』と信じた」と指摘。住宅価格の上昇期待に基づく証券化商品への需要増がバブルを生んだとの認識を示し、「今後、大量のレイオフ(一時解雇)や失業率の大幅な上昇が避けられない」と語った。
同氏の政策運営に関しては、03年―04年の超低金利政策、デリバティブ(金融派生商品)や押しつけ的な貸し出しに対する規制の先送りなどの批判が根強い。「あなたは間違っていたのか」との質問に対し同氏は「(デリバティブの規制緩和に関しては)部分的にはそうだ」と発言した。(00:28) NIKKEI NET
首相「ホテルのバーは安い」 連夜の会合批判に反論
「これまでのスタイルだし、変えるつもりはありません」。麻生太郎首相は22日、側近議員や秘書官らと連夜のように高級レストランやバーを「はしご」していると記者団に指摘され、こう強調した。
記者団が「一晩で何万円もするような店は庶民感覚とかけ離れている」と水を向けると、「ホテルは安い所だと思っています、正直言って」「たくさんの人と会う時にホテルのバーは安全で安い」などと反論。
さらに「周りに新聞記者や警察官もいる。安い所に行って営業妨害って言われたら何て答える?」と問い返し、「聞いてるんだよ。答えろよ」と詰め寄った。代金は「幸いにして自分のお金あります。自分で払ってます」と強調した。(22日 22:15) NIKKEI NET
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昨夕、140B劇場-浅草・岸和田往復書簡に「金融資本主義が日本の大人をダメにした。」を書いた。
そこには穂積和夫さんのアイビーボーイのイラストをフューチャーさせた――この絵とは違うそれは、たぶんどこかでみたことのある「絵はがき」だ――。
アイビーボーイは、あたしら世代には、たまらない訴求力がある。
それはある時期(それを青春とよんでもよいだろう)の、(あたしの)欲望の対象であり、〈対象a〉であり、「それが私だ」の残像である。
他力で生きる町内会
午前6時起床。浅草はくもり。「他力」で生きる、というのは意外と難しい。もちろんそれは親鸞の言った〈他力本願〉ではなく、もっと俗世的に、「ひと任せ」「他人依存」「成り行き任せ」の意味でである。
それは「自己責任」が強調される中で、その対極の生き方として非難されてきたけれど、この生き方を徹底するのは、ほぼ不可能なことでしかない。なぜならそもそも「他力」で生きる、と決めたのは自分なのだから「他力」は「自力」な生き方なのである。だから「自己責任」で生きろ、等といわれなくても、「他力」で生きている(町内会的な)あたしは、最初から自己責任で生きているのである。
定額減税、2兆円超 与党方針、追加経済対策に
自民、公明両党は20日、今年度中に実施する定額減税の規模を2兆円超とする方針を固めた。政府・与党が来週中に決定する追加経済対策に盛り込む方針だ。財源には財政投融資特別会計の余剰資金の活用を検討する。次期衆院選をにらみ、自民党が公明党に歩み寄った。収入が課税最低限に届かない低所得者への支援も盛り込む方針だ。
定額減税は政府・与党が8月末にまとめた総合経済対策で年度内の実施を決めている。自民、公明両党は今後、減税対象となる世帯の基準や具体的な減税額、支給方法などを詰める。(07:00)NIKKEI NET
Web版『桃論』の再開
午前6時30分起床。浅草はくもり。『『桃論』―中小建設業IT化サバイバル論』のWeb化を再開した。昨日と今朝とで、とりあえず1エントリーづつアップしている。→Web版『桃論』
中断していたのは、ここで終わりでいいか、と思ってしまったからなのだが、しかし一昨日の酒の席で、桃組以外の方には、イントラネットの「ミーム論」的使い方が理解されていない(それは当たり前なんだ)ことに気付いてしまったのだ。
それで(ニーズは少ないだろうけれど)、続き(IT化の技術論の部分)も、オープンにしておくことにした。