餃子3人前餃子3人前


末っ子の餃子

午前6時起床。浅草はくもり。一昨日の夕餉は末っ子餃子を食べたのだ。この日はあたしはアルコールは抜きで「野菜炒め」と「ガツニンニク」と「もやし豚肉」などを食べたのだが、なんといってもここの主役は餃子なのである。

もやし豚肉小振りな餃子を5人前頼み、息子に2人前、家人とあたしで3人前をもらい、そして何もつけずに食べたのだ。

あたしは末っ子の餃子は何もつけずに食べるに限る、と思っていて、そのせいかどうかはわからないが、うちの家族はだれもなにもつけずに食べるのだ。

ここの餃子はそれだけ甘いのである。甘いものは旨い。しかしその甘さが果たしてあたしの身体によいのか悪いのかは分からない。

翌朝、血糖値を計ると148もあって、あーと思ったのだが、どうやらあたしは薬を飲み忘れたようで、いまいちハッキリとしないこの結果にまあ、食べたものはしかたがない、と思うのだった。

しかしこの皮の薄い、小振り餃子の姿は、きれいな襞の配列としてあたしの前に現れる。

餃子を見ると、ジル・ドゥルーズの「襞」を思い出すのはいつもの癖であって、餃子は襞であり、餃子は窓の無いモナドである。そんなことを考えながら餃子を食べているのはあたしぐらいだろう、と思うとなにかおかしかったのだ。[浅草グルメマップ]

野菜炒め ガツにんにく

末っ子
東京都台東区浅草5丁目17-8‎
03-3875-2274

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