北京福屋
午前6時40分起床。浅草は雨。あたし達は今戸2丁目にある北京福屋で夕餉を食べた。今戸2丁目と云うと遠いようだが、北京福屋は家から千束通りを抜けて尚真っ直ぐ行った処にあるわけで、決して遠くはないのである。
この日の北京福屋は地元の人達で溢れていた。決して広くはない店内を、どの席もみんな顔を知った人達が埋めていた。もちろんあたしは知るわけもないのだが、それでもこの店内の賑やかさは嬉しい。
帰り際それぞれが挨拶して帰る。こんな不思議な空間を浅草に来て初めて見たような気がした。勿論、下町の浅草でさえそうなのだがら、他の東京ではどうかなんて考える余地もない(見ていないからわからないが)。
すっかり呑んでいい加減に出来上がったあたしに、「レバニラ炒め」は何故かもやしの風味が強くやってきた。いやいいな、とあたしは思う。呑んでいて味がわからなくなったのか、と思うが、あたしも相当眠くなった。このまま「レバニラ炒め」にうもれて眠りたい、と思ったのだ。[浅草グルメマップ]
北京福屋
東京都台東区今戸2-33-7