通潤橋
午前4時50分起床。浅草は雨。あたしが日本で2番目に見たかった構築物にようやく行けたのだ。そうここは通潤橋である。見渡す限りの青空、田甫の稲ももうすぐ収穫である。遠足の子供達の足も軽い。あー秋だな、と思う一日だった。
「矢部野ファーム」で食べた鶏達も良い具合に消化される中、ついに通潤橋を見ることができた。造った人は布田保之助という、というか(たぶん)庄屋だったので近くに銅像が建ったのだ。
この橋は、単一アーチ式水路石橋の橋であり、昭和35年に国の重要文化財の指定を受けている立派な石橋である。でもあたしは、ただこれを眺めているだけで幸せなのであるな。この青空の下、いつまでも続くかのような、子供達の足音。