新しい日本型資本主義 
まぜそば
まぜそば鬼玉1玉
午前6時5分起床。浅草はくもり。この日は久しぶりに石臼挽き生蕎麦 本陣で昼餉だった。メニューを見ると「まぜそば」というニューフェイスがあった。この蕎麦、鬼玉と云う辛みをまして辛さをグレードアップできる（らしいのだ）。1玉、2玉、3玉まである。おーこれはいい、とあたしは鬼玉1玉で「まぜそば」を頼む。
あたしは本来辛いのには弱いのである。それで「鬼玉」は1玉としたのだが、辛いのが駄目な人には「鬼玉なし」が選べる。しかし、あたしはこの「鬼玉」を食ってみたかったのである。
やがて出てきた「まぜそば」は、辛くなければ普通の蕎麦である。姿こそ違い、あたしの好きなチャーシュー蕎麦になっているが、普通の蕎麦だと呼んでもいいだろう。ここに「鬼玉」を入れる。そうするとどうだ。味がガラリと変わったではないか。突然うさぎがトラにかわったのだ。つまりだ、辛くて食えない。
この「鬼玉」が何でできているのかは知らないが、とにかく辛い。食べるのを諦めようと思う位に辛いのだ。しかしだ、そこに玉子が1個ついてくるではないか。生玉子を思い切り入れてかき混ぜる。その生玉子が1個あるお陰で辛みの中和が起こるのだ。これぞトリックスターだよ、とあたしは生玉子の力を見直していたのだ。［浅草でランチ］
石臼挽き生蕎麦 本陣
東京都台東区浅草2丁目22-10
