メンコロ1枚180円メンコロ 1枚180円


メンコロ 1枚180円

午前4時10分起床。浅草はくもり。南千住のジョイフル三ノ輪まで昼餉ランチで出掛けていたあたしは、ますは、とばかりに「とりふじ」の店頭で「メンコロ」なるものを買う。買うのはいいのだが、「メンコロ」が何ものなのかもわからない、という有様だった。

ただ、コロッケとメンチカツが一緒になったものなのかな、という塩梅で、「メンコロ」を一つもらい、歩いて食べるから、と専用の袋にいれもらった。「歩いて食べる」、久しぶりの作法だが、それで、早速一かじりしてみたのだ。

あはは、と笑うあたしがそこにはいた。それは正にコロッケとメンチカツが一緒になったものだった。

コロッケもメンチカツも好きなものだが、その好きなものが両方一緒になってる。そのことが何を意味しているのか、と云えば、それはけっして身体にいいものではない、と云うことだろう(あたしの身体にはだが)。

だけどあたしは「メンコロ」を食べた。この感じはけっして悪いものじゃない、と思ったのだ。ジャガイモの食感と味、そして牛肉のごろごろした肉としての感覚と味、さらには「メンコロ」の味があたしに襲いかかるのだ。うん、久しぶりの「歩きながら食う」というやり方もいいな、と思うのだ。

メンコロをかじった

とりふじ

とりふじ
東京都荒川区南千住1-30-8