彦根城の天守閣が見える石段彦根城の天守閣が見える石段


螺旋の彦根城

午前4時55分起床。彦根は晴れ。昨日彦根市に着いた。彦根市は初めて訪れたところで、それではと一番最初に行ったのが彦根城である。彦根城は国宝であり、その天守閣は小さくそびえていた。しかしこの天守閣を訪れようとするのは以外と大変なのである。

なぜなら石段が全部上へと向いている。その上、全部の石段が螺旋の一部なのだ。帰るとなるとこの逆なのであるが、自分が螺旋の中に置かれた凄さに変わりない。まるで人生のように螺旋の外側から中心に向かってすすんでいるのだ。

しかしだんだんひとまわりの径は小さくなってくる。螺旋が終わるのは天守閣が見えてからなのだが、いやいや天守閣の内部を見学に行こうと思えば、そこにはまた螺旋が待っているのだ。この螺旋がまた凄まじい。彦根城がなぜ国宝なのかがわかったような気がしたのだ。

螺旋を描く石段

小さくそびえる彦根城

彦根城
滋賀県彦根市金亀町1-1