天串天串


天串

午前5時45分起床。浅草は晴れ。「天串」で呑んだのだ。ただそれは店の名前じゃなく、店の名前はは「秀吉本店」だ。そこは最近あたしのお気にいりの立ち飲み屋だが、ただ「天串」と云っても特別のモノではなく、天ぷらに串のささったものだ、と思ってもらえばよいだろう。

これでビールをグッと呑る。するとどうだ、世間のごみの様なしがらみを背負ってしょげていたあたしが元気に甦る(ような気分になれる)。この不思議な感覚は暫くぶりで味わうものだが、何時無くした感覚なのか、たぶん脳梗塞で倒れてからだろう。

不思議なもので、どんどん意識は甦る。古いことを軒並み思い出す。脳梗塞から6年も経つのに忘れていたことが多いことに気がつくのだ。しかしいくら意識は戻ってきても、肉体的に失ったものは戻ってはきてくれないのだ。

こうして打っているパソコンの入力でさえ、何時ものように拗音はどうやって打っていいのかがわからない。いやわかってはいるのいだが、右手がそうは動いてくれないのだ。この右手が思うように動かないというのは、無意識のモノだろうが、その無意識を思い起こす為にも、思い切ってパソコン教室にでも通ってみようか、と思のだ。

ポテトサラダ ビール

ニンニク焼き ハムエッグ

ニラ玉

秀吉本店
東京都台東区根岸1-1-15