和食屋ふくしまのお弁当和食屋ふくしまのお弁当


和食屋ふくしまのお弁当

午前5時40分起床。浅草は雨。一般社団法人 岩手県建設業協会で、建設業の経営環境に関するシンポジウムが開催された日、出席者の皆さんと一緒に「和食屋ふくしまのお弁当」を食べたのだ。このお弁当、駅弁のようなものから遠く離れた処にある弁当だった。

つまりちゃんとしたお弁当なのである。この「ちゃんとした」と云うのは、若し弁当箱に入ってなければ普通に料理と呼べるもの、という意味だ。俗に云う「松花堂弁当」だ。左手前にご飯、最初に箸を付ける(たぶん)右手前にお向う(お造り)を配置している。その後側に御菜(盛り合わせ)を持って来てるのは略式のおもてなしを店主が強く意識しているからだろう。

「おもてなし」は本来岩手県建設業協会の仕事だ。しかしその「おもてなし」を実際にしているのはこの「和食屋ふくしまのお弁当」なのである。はたして皆さんは店主のおもてなしをどう受け止めたのだろう。どんな食事でも粗末にしてはいけない。それは食べ物に心が移っているからに他ならないのだ。

あたしは例により(糖尿病の為)ご飯を食べない人なので(申し分けないが)ご飯は丸々残した。だけどちょこんと載っている梅干しは酸っぱくて考えたとおりの味だった。揚げ物は時間の経過で食べられたものではなかったけれど魚の煮物はうまかった。感想は人それぞれであるが、感謝だけは忘れないのだな。

和食屋ふくしま
岩手県盛岡市八幡町5-12 さわだやビル 1F