新しい日本型資本主義 
遁所食品 特選そば
午前5時40分起床。浅草はくもり。今日は空知に向かう。さて、毎週月曜日に配達してくれる生協のサービスがあるのだが、そこで家人が買ってくれたものに「遁所食品 特選そば」がある。今回はこれで「おおもり」をつくって食べてみたのだが、最初に感想を云えば非常にうまかったのだ。発売元は新潟県南魚沼市の「遁所食品」、製造元は長野県長野市の「山本食品」である。「遁所食品」の「遁所」はなんて読むのかが不明だが、あたしは「とんじょ」で漢字に変換したけれど、若しかしたら「とんどころ」かもしれないし、その方が自然だろう。
国産そば粉100％のこの蕎麦は、ゆで時間こそ5～6分といい加減だが、蒸らし時間が全くない。それは画期的な事で、あたしの常食である「元祖十割そば」はゆで時間に6分、蒸らしに2分である。まあ、それが中国産の限界かと思うのだが、この国産の蕎麦粉100％はさすがに違うのである。食べれば蕎麦は細く美しく北海道産そば粉100％の「国産の十割そば」に似ている。この蕎麦がうまいことは先に書いたが、蕎麦湯もいい。かなりうまいのだ。こうしてまた一つ新しい蕎麦を手に入れて茹でていると、新しい世界が広がっていくようで実に面白いのだ。
