ベーコンチーズハンバーグベーコンチーズハンバーグ


7種のチーズソースの「ベーコンチーズバーグ」と「11品目の彩りサラダ」

午前5時起床。浅草は晴れ。クリーム、カマンベール、パルメザン、エダム、ゴーダ、グリエールそしてゴルゴンゾーラの7種のチーズを使った白いソースが掛かったハンバーグを食べた。場所は「デニーズ東浅草店」だ。浅草に20年も住んでいて初めて入った店だが、この日は東浅草のスーパーマーケットに買い物に出掛け、そのまま近くにあった「デニーズ」に寄って昼餉ランチにしたのだ。

さすがにこのチーズソースはうまい。7種のチーズが混ざり合った混沌の白いソースは、まるで日の下で干した布団の様に暖かく、これだけで目を惹くには充分なインパクトを持っている。それにカラカラに焼かれたベーコンも特筆ものだ。それに合わせるサラダを「11品目の彩りサラダ」にしてみた。これも冗談抜きでうまいのだ。特にマッシュルームのうまさはなんなのだ。

いつも思うのだけでども、料理を食べて、単純にその料理を褒めるだけなら、今や日本のファミリーレストランは最強だろう。だけど、この疑いなく「うまいもの」を、あたしは一種間もしないうちに忘れてしまう。覚えているのは、居酒屋浩司の「砂肝ガーリック」だし、すし処清司の「小鰭」だし、末っ子の「餃子」だし、なるとの「蒸し鶏」だし、ねぎどんの「蕎麦」だし、ニュー王将の「メンチカツ」だったりしている。

何時も食べているものじゃないかと思うが、たしかに「デニーズ」の料理はうまい。だけど「街的」なこれらの店に比べたら「デニーズ」だったらこれを食べる、というようなものはないのである。「デニーズ」に入ればうまいものが食えるに決まっているのだが、但し、その「うまさ」とは非「街的」な味という不思議なトリックスターなのである。

11品目の彩りサラダ

デニーズ東浅草店
東京都台東区東浅草1丁目14-1