栃尾のジャンボ油揚げ栃尾のジャンボ油揚げ


吉池食堂

午前4時30分起床。浅草は雨。御徒町の「吉池」で買い物を済ませれば、そのまま「吉池食堂」でランチである。「吉池食堂」は、なにを食べても安心していられる店だ、と云ってよいのだが、この日は「栃尾のジャンボ油揚げ」があった。あぶらげ界の横綱だと認める「栃尾のジャンボ油揚げ」は数々の店があるのだが、ここは長岡市の「豆撰」のものだ。

その「豆撰」のジャンボあぶらげを、大胆にもサンドイッチの様に調理し、あたし達のテーブルに出してくれれば、早速味見である。いや、これは本当にうまい。本当ならば日本酒を合わせるべきものだろうが、生憎と日本酒は御法度だ。だから糖尿病患者は面倒臭いのだけれども、今日は大人しく水を飲む。その水さえうまく感じるから不思議なのだ。

そうすると今日のメインのカツカレーが登場だ。いいな、この色。ご飯の白にカツの黄色、それに被るように焦げ茶のカレーが何ともうまそうにあたしに語り掛けてくる。「今日はご飯は食べるのかい」、と。うーん、と唸るあたし。ご飯は食べたい。でも糖質は優にオーバだ。でも、でも食べたい。「今日は半分だけで許してやる」、と云うとわしわしとカツカレーを食べ始めたのだ。

カツカレー

吉池食堂

吉池食堂
東京都台東区上野3丁目27-12 御徒町吉池本店ビル