たらこごはんたらこ


たらこと紅鮭でゆうごはん

午前4時40分起床。浅草は晴れ。松浦さんからの贈与に「たらこ」と「紅鮭」があった。これを食べたみたいと思ったのだ。その為には、まず「ごはん」を炊かなくてはならない。いつも書くが、あたしは糖尿病患者である。それ故、糖質制限食をしている身なので、「ごはん」と云ってもそう簡単には食べられない。

そう糖質が多いのである。でもこの夜は「ごはん」を炊いたのだ。米は先日「うにごはん」を炊いた残りがある。この米は、炊くと新米特有の光を放ってくるからたまらない。早速お茶碗によそり、その中央に「たらこ」をに乗せたのだ。あたしは「筋子」や「たらこ」の「魚卵」が大好きだ。

「魚卵」で朝、昼、晩と「ごはん」を食べてもかまわないと思っていた。

そんなあたしに「たらこ」は《欲望》の対象でしかなかった。「たらこ」を一口食べると「ごはん」を一口食べる。終わり無い永遠の反復が始める。しかし、今日はもう一品おかずがある。そう「紅鮭」だ。鮭もたまらない好物である。鮭を一口食べるとご飯を一口食べる。終わりなき永遠の反復だ。

しかし、終わらないわけはないのである。

「ごはん」がなくなれば(あたしの)反復作業はそれで終わりになる。「ごはん」をもう一膳欲しいところだが、それだけは絶対に許されないあたしの誓いだ。(あたしの)ゆうごはんは、ごはん無しで「紅鮭」を食べて終わるのだが、あーなんでこんな病気になってしまったのだと悔しががるのだ。

たらこ

紅鮭