ゆず七味で越の海藻挽き生そばを手繰るゆず七味で越の海藻挽き生そばを手繰る


ゆず七味で越の海藻挽き生そばを手繰る

やっと雨が上がってきた。さて、「うどん☆人2号さん」からの贈与は「越後長岡小嶋屋」の「越の海藻挽き生そば」だった。早速、今日の夕餉は「へぎそば」を食べようと決めたのだが、もう何年も、何度も食べているこの「へぎそば」を、どうして食べようか、と考えるが、結局、何時もの蕎麦のように食べよう、という事になった。

つまり、なにもしないのである。

この日は息子も居たので、なんとか4人前は食べられるだろう、と茹で時間2分の「へぎそば」を茹でる。蒸らしはない。笊に盛ったこの「へぎそば」は、ほんのり緑色がかってすこし堅い。その堅さを理解できるようになると、この「へぎそば」の旨さが分かってくる。

そして、この日は「ゆず七味」を付け汁の中に入れてみる。

あたしはこの「へぎそば」は何度も食べているが、付属された「ゆず七味」を入れたのは初めてではないだろうか。そもそも「ゆず七味」が何物かも知らないし、汁の中に(葱や茗荷以外で)なにかを入れることが珍しい。そんなあたしが食べた「ゆず七味」に最初の印象は(良い意味で)「なんだこれは!」であった。

七味は、温かい蕎麦に少し入れて使うと味が変わる。確かにうまい。それを冷たい蕎麦のタレに入れるのか、と疑問が沸く。あたしは普通の蕎麦なら100%やらないだろう。しかしこれはどうだ、最初から「どうぞ入れて下さい」、と云っているような見事な馴染み具合ではないのか。

いや、うまいものを見つけたな、と云うが、この「へぎそば」を食べ始めて何年経っているというのだろうか(笑)。

へぎそば

越の海藻挽き生そば