王さまの餃子王さまの餃子


確かに浅草は若い人が目立つ様になった

午前4時起床。浅草はくもり。「餃子の王さま」へ「王さまの餃子」を食べに行った。11時40分、「うわっ」、大行列だ。あたしが初めてこの店を訪れた時も、確かに行列ができていたが、その量は、ざっと見た目で1.5倍ぐらいになっている。本当にこの店は新型コロナウイルスとは関係無く繁昌している。

それはインバウインドなんて最初からあてにしていない、という営業姿勢にあるのだろう。ただ浅草の街は、中国人や外国のお客さんが減ってガラガラか、と云えば、そうではなく、若い人(大学生か?)が目立ようになっている。この日の行列にもその若い人が並んでいる。

ミシュランで見たとか、ネットで探してわざわざやってくるのだろうか。その行動力は見事だが、考えてみるに、この溢れるばかりの若い力が、浅草あたりでうろうろしているのも、何か可哀想な処がある。こうやって浅草に来てくれることは嬉しいが、ウイルスが蔓延しているなか本当に大丈夫なのだろうかと思う(あたしもだが)。

あたしのお気に入り

この日は何だかんだと40分ばかり外で待った。やっと「2階にどうぞ」と外国人の男の子が云う。そしてこの日は二代目のおやじさんが店に立っていた。姿を見るのは1年以上ぶりか。忙しいのだろうな、と思いながら2階に上がると、先客は賑やかな「米久の晩餐」の「群衆」だった。あたし達は何時もの様に餃子を4人前とビールをもらう。

この「王さまの餃子」は微分された野菜がパンパンに治められた餃子だ。焼くと時々つなぎ目がめくれて中から顔をだしたりしている。肉は入っていると以前にTVで流れていたが、あたしにはどれが肉なのかがわからない。両面を揚げるように焼いたこの餃子を、何時ものようにパクパクと食べる。

この餃子が好きなのだ。ほんのりと甘い餡は唯一無二の存在だ。この餃子は本当にうまい。熱い餃子にビールがよくあう。今日は「アサヒ スーパードライ」にしてみた。

この日は「担々麺」をもらって(あたしはスープと少量の麺を別の器にもらっただけだが)〆にした。いや、ピーナッツの香りと咽せるような辛さが全くうまいのである。腹が満たされたあたし達は、「またね」と2階のおばさまに愛想を振りまき「餃子の王さま」を後にしたのだ。[浅草グルメ]

担々麺

アサヒスーパードライ

餃子の王さま
東京都台東区浅草1丁目30-8