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PRINTSTAR

午前4時起床。浅草はくもり。あたしにはお気に入りのシャツがあって、それは「BROOKS BROTERS」や「J.PRESS」 と云った、元IVYボーイと呼ばれた世代が愛してやまないアメリカ生まれのボタンダウンシャツではなく、「PRINTSTAR」と云う、価格にすれば「 J.PRESS」の5分の1もしないユニホームである。

ユニホームだとは云うが形はボタンダウンシャツではあり、生地はオックスフォード生地であることに変わりはないのだが、あたしはこのシャツの「レッド」と「デニム」を持っていて、厚手の生地も心地よく、コットンパンツとブレザーと合わせると意外と良いのだ。しかし、このシャツを好きなのはこれだけの理由ではない。

このシャツ、何と云っても家で洗濯できるのである。それもアイロンが全くいらないのだ。所謂「ノーアイロン」や「形態安定」と呼ばれるシャツなのだが、あたしはこの「PRINTSTAR」に会うまで、「ノーアイロン」と云われるシャツを持って無かった人なのだ。綿35%、ポリエステル65%が定番の(たぶん)化学製品をだ。

シャツは皺になるもの

あたしは「シャツは皺になるもの」、という哲学を持っている。若いころは下着も着ずに、そのまま白い皺だらけのボタンダウンシャツを着ていた。それでも最近はクリーニング店に出すか、自前のアイロンとアイロン台をそろえ、暇を見てはアイロンがけをしていたのだ。しかし、このシャツの復元力はあたしの哲学さえも覆してしまったのだ。

なにせアイロンがいらないのだよ(笑)。冬場だけしか着ないこのシャツのお陰で、アイロンがいらないことの「自由」を知らされたのである。それはこのシャツを持って初めて知るものだった。何よりもお金がかからす、そして手間も減るのである。しかし、この逸品が悲しいことに「Amazon」では「この商品は現在お取り扱いできません」なのだ。

なんとしようか、なのである。そこで貯まった Amazon のギフト券を使い、似たようなシャツを買ってみた(というか元はタダなのだからなんというのだろう)。それは同じオックスフォード生地だが、生地の厚さが全然違う。まだ洗ってみないので分からないが、「PRINTSTAR」並の復元力は期待できるのだろうか。

形態安定

ポリエステル65%綿35%