春菊天そば春菊天そば


寒いのだが、少しは歩かないと

午前3時起床。浅草は晴れ。寒いのだが、少しは歩かないと、と銀座線浅草駅口の「文殊 浅草店」まで出掛けた。今日は「春菊天そば」にしたのだが、この「春菊天」は関東の大衆そば屋にしかない、と云うブログ記事があったことを思い出す。関東の立ち食い蕎麦屋でしかお目にかかれない蕎麦種は、「コロッケ」と「春菊天」だそうである。

あたし自身「春菊天そば」を手繰る機会が多いが、そうなのか、とひたすらに思う。立ち食い蕎麦屋でランチにするのも、最近は、台東区と足立区と墨田区だけで、他はどうだっけ、とちょっとばかし考えるが、(たぶん)云う通りなのだろう。店の客は少なかったが、みんなが夫々好きな具を入れて蕎麦を手繰っていた。

春菊天そばと血糖値

しかし、何時も気にしていた、半割だ、と云う蕎麦の割合が、このところは気にならなくなっている。いいのか、と思う。血糖値は、最近上がりっぱなしで、なんとかしないといけないのは分かっている。半分は小麦粉のこの蕎麦を、手繰る度に、あたしの身体は悲鳴を上げるのだろうな、と思う。

けれど病院の先生曰く、少しばかり血糖値が高くても、それが大幅に上下しない限り大丈夫だよ、と云う。あたしの今回の HbA1C は6.5で、さほど良くもなければ悪くもない処をうろうろしている。この悪くもなく良くもない、という処に今日は「春菊天そば」なのである。やけに「春菊天」の香りが鼻をつく。

春菊は、「天ぷら」にすると苦みが抜ける。さらには、さわやかな香りを放つのだ。そして醤油の濃い目の汁にもよく合っている。ずばり、うまい、と思う。刻んだかたちのこの春菊を、サクサクとした「天ぷら」に仕上げておき、お待ち、とあたしの前にすっと出す。その何気なさを、なんと云って褒めればいいのだろうか。[浅草グルメ] [お蕎麦deランチ]

春菊天そば

文殊 浅草店
東京都台東区浅草一丁目1-12 浅草地下街