なんこつカレーなんこつカレー


喜美松の驚き

午前4時10分起床。浅草は雨。裏浅草で営業している店の多くは、午後8時以降の営業をしていない処がほとんどだ。うちの大家さんの処(「喜美松」)も然りで、緊急事態後、午後8時までの営業時間となっている。そのため客足が今一なのだが、どうやっても店は閉めない。

しかし、一昨日の「喜美松」はしっかりと客が入っていたのだ。あたしは最初からテイクアウトだったので、出来たら電話をちちょうだいと店を後にしていたのだが、出来上がった料理を取りにいってみて驚いた。いや、客が沢山いるではないか。コロナ前なら当然の光景もコロナ後に見ると驚きとなる。

なんこつカレー

これにはオヤジさん(と云ってもあたしと同じ位の年であるが)も驚いていたようだが、あたしは料理をもらって階段をあがった。今日は「喜美松」のテイクアウトの夕餉だ。酒はなしで(笑)夕餉に挑むメインの料理は。「なんこつカレー」なのだ。この「なんこつカレー」は(店での)接待の際には相手に必ず勧めるものだ。

それぐらいこの料理に惚れているが、実は糖尿病を理由に自分ではあまり食べないでいた。でも今年の接待は減ったし、あたしの糖尿病食にカレーが増えた(何時の間に(笑))。そのお陰でこの日は「なんこつカレー」なのである。勿論。ご飯は少ししか食べられないが、たっぷりの「なんこつ」を煮込んだカレールーを食べられる。

しかし「なんこつ」と云っても豚の「なんこつ」である。案外知っている人は少ないようなのだが、要は食道、気道だ。それを叩いて支度するが、その「なんこつ」の旨さと云ったら他にはない。これは娘さんの発送だと思うのだが、いや、このカレーを食べるために「喜美松」に通いたい(と「なんこつカレー」にぞっこんの息子が云う)。

ポテトサラダとおやじだんご

それに「ポテトサラダ」が脇を固める。このサラダ、店で食べるよりも量が多いが、いや大歓迎なのである(笑)。それにテイクアウトの容器のセンスも素晴らしい。それと「おやじだんご」をはじめとした串焼きの数々だ。当然のように串焼きもうまい。それも当然で、「喜美松」は「やきとり」の店なのである。それも「焼き鳥」ではなく「やきとり」のなのだよ。[浅草グルメ]

ポテトサラダ

おやしだんこ、シロ、タンをタレで

カシラ(みそ)&レバー(塩)

喜美松
東京都台東区浅草四丁目38-2