後発白内障の手術

後発白内障の手術
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白内障手術後の視力低下

午前3時45分起床。浅草は雨。後に行った左目の「白内障手術」後、病院の先生からは「後発白内障」が出ているようです、と云われていた。昨日、つまり「後発白内障」と云われてから半年程経ってからの定期診断の日、「後発白内障」と云われた左目の視力は0.6しか出ておらず、前回よりも0.4程視力が低下していた。

まあ、この兆候は既にでていて、ディスプレイの文字がやたらと見にくくなってきていた。その「見にくい」はディスプレイを見続けられられなくなってしまったことで、それは1時間程しか持たなくなっていた。こりゃ今度病院へ行ったらなんとかしてもらおう、と思っていた。

なんとかしてもらおう、とはなんともな言い方だが、2回の「白内障手術」を受け、手術とは思えない手際の良さと、まるで部品を交換するような手術に、この目は、きっとなんとかなる、と思ったのだ。しかし、この感覚は「目」だから、というのはある。さすがに(あたしの病である)脳梗塞や糖尿病に関してはなんとも云えないのである。

後発白内障

さて、その「後発白内障」だが、「白内障」の手術後、約4ヶ月ぐらいで発症した。それを短いと思うのは全くその通りで、今まで見えていた世界が、徐々に白い布を掛けたようになってしまったのである。「白内障」は「水晶体」が濁る病気だ。その「水晶体」は「水晶体嚢」という膜状の組織に包まれている。

「白内障」の手術では、「水晶体」の前面を切り取って、濁った「水晶体」を超音波で砕いて取り出し、その後、「水晶体」の代わりに「水晶体嚢」の中に人工の「眼内レンズ」を入れるのだ。その時「前嚢細胞」という「水晶体」の前方の細胞が増殖し、「眼内レンズ」の後方まで増えてしまうことがあるのだそうだ。いやはやである。

これが「後発白内障」と呼ばれる症状なのだが、これは「眼内レンズ」そのものが濁っているわけではないので、自然に治ることはない。つまり放っておくと進行して視力が落ちるわけだ。落ちるとあたしのようにモノが見えにくくなってしまうのだが、まあ、その治療をしてきた。レーザーで簡単にできる。いや、はやくやっておけば良かったのだった。